“浄化(カタルシス)から始めるがいい。そうすれば、すばらしいものがあなたのなかで花開く。
それはひとつちがった質のもの、異なった美しさ、まったく異なったものになる。それは本物だ。
静寂が訪れるとき、静寂が降りてくるときには、それは偽物ではない。
あなたがそれを養ってきたわけではない。静寂があなたを訪れるのだ。それはあなたに起こるのだ、
あなたは自分のなかで静寂が成長してゆくのを感じはじめる。
ちょうど母親が赤ん坊の成長してゆくのを感じはじめるように――。”
――Osho (※1)
ダイナミック・メディテーションは1時間、5ステージの瞑想です。
ひとりで行ってもかまいませんが、集団で行えば、そのエネルギーはいっそう強烈なものになります。
その体験は個人的なものですから、自分の周りにいる他の人々を忘れていなくてはなりません。
このため、なるべく目隠しを使用し、目はずっと閉じたままにしておきます。
胃は空っぽにして、ゆったりとした快適な衣服を身につけて行いましょう。
◆第1ステージ 10分
鼻から無秩序に呼吸し、つねに吐く息に力を入れるようにします。
吸う息は体全体が引き受けてくれるでしょう。
これをできるかぎり速く、激しく行います。
さらに激しく、文字通りあなたが呼吸そのものになるまで行います。
体の自然な動きを利用して、エネルギーが蓄積していくようにします。
その蓄積を感じましょう。
けれども、第1ステージでそれを解き放ってはいけません。
◆第2ステージ 10分
爆発しましょう!
捨てる必要のあるものすべてを、解き放ちます。
トータルに狂い、叫び、怒鳴り、泣き、飛び跳ね、揺すり、踊り、歌い、笑い、ころげまわりなさい。
何ひとつ抑えてはいけません。
体全体を動かしつづけなさい。
ちょっとした演技をすることが、始めるための手助けになります。
起こっていることを思考に干渉させず、トータルでありなさい。
◆第3ステージ 10分
両腕を上げたまま Hoo(フウッ)! Hoo(フウッ)! Hoo(フウッ)!というマントラを、
できるだけ深く響かせながら上下にジャンプします。
両足の裏を全部つかって着地し、そのたびごとにマントラの音声を、
深く性中枢(セックスセンター)へと打ち響かせましょう。
あなたのもてるすべてを傾注し、
自分自身を完全にくたくたになるまで疲れ果てさせます。
◆第4ステージ 15分
ストップ!
どのような姿勢をとっていようとも、そのまま凍結します。
体を整えてはいけません。
一つの咳、一つの動きさえもが、エネルギーの流れを散らし、
それまでの努力が失われてしまいます。
あなたに起こっているあらゆることを、目撃する人でありなさい。
◆第5ステージ 15分
<全体なるもの>に感謝を表しながら、
音楽と踊りとともに祝い、喜びましょう。
その日いっぱい、あなた自身にその幸せをたずさえていましょう。