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ラティハン

latihan

ゆったりした姿勢で立ったまま
<神>が、<全体>が、あなたの中に入ってくるのを待ちなさい
それから、深い祈りにみちた気分で
「御旨のままにいます」という気分で
何であれ、あなたのしたいことをする
そして、リラックスしてごらん
ちょうど、自動筆記を行うときのようなものだ
ペンを手にしたままただ待っている
と、突然あるエネルギーが手にとりつき
手が動きはじめる
あなたは、びっくりするだろう
自分自身の手が動いているのに、自分が動かしているのではない!
ちょうどそのように、待つがいい

すると3~4分たったら
突然、ごくわずかのけいれんが体にやってきて
エネルギーが、あなたの中へと降りてくるのがわかる
怯えてしまってはいけない
というのも、それはとても恐ろしいことだからだ
それは、あなたがやっているのではない
事実、あなたはただの見証人にすぎない
それは起こっている
そのエネルギーとともに動くがいい
体はたくさんの姿態をとりはじめる
動き、踊り、ゆれ
ふるえ、ゆさぶり――
たくさんのことが起こる
起こるのを許しつづけなさい
許すだけでなく、協力しなさい
そうすれば、まさにサハジ・ヨーガと呼ぶものに行きつく
ラティハンは新しいものではない
その言葉は新しい
スブドは新しいものではない
それはサハジ・ヨーガの
自然発生的ヨーガの、新たな変形にすぎない
あなたは<神聖>に万事を託す
というのも、心(マインド)は狡稽だからだ
あなたはただ見守る人になっているため
まもなく、その違いがわかる
あなたはびっくりするだろう
なぜなら、自分の手が動いているのに
あなたは、それをまったく動かしてはいないからだ
その動きの中に数日くつろいだ後には
たとえ止めたいと思っていても、止めることができなくなっている
あなたは、自分が乗っとられているとわかる
だから、はじめにこう言って祈らなくてはならない
「20分のあいだ、わたしの存在を占有し
何であれ、あなたがしたいことをなさいますように
御旨が行われますように 御国が来ますように」とね
そういう態度のまま、リラックスするがいい
<神>はあなたのなかで踊りはじめ、数多の姿態をとる
肉体の要求がみたされる
それだけではない
肉体よりもっと高次の何か
肉体よりもっと偉大な何か――
意志の深い欲求がみたされる