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OSHO ナーダブラーマ・メディテーション

ナーダブラーマは、チベットの古いテクニックのひとつで、本来は朝早い時間に行われていたものです。これは一日のうちどの時間に行ってもよく、一人ででも他の人びとと一緒にでもかまいません。 ただし、胃は空っぽの状態で行い、終わったあと少なくとも15分のあいだは何もせずにいます。

◆第1ステージ 30分

楽な姿勢で座り、目を閉じ、唇も閉じて、ハミングをはじめましょう。
まわりの人々に聞こえるくらいの、十分な大きさでハミングし、全身くまなく、バイブレーションで満たします。
自分の体を、ハミングのバイブレーションだけで満たされた空っぽの管や、空っぽの器としてイメージするといいでしょう。 やがてハミングがひとりでに生まれ、あなたがその"聴き手"になっている、という時がやってきます。
特別な呼吸のしかたはありません。 ハミングの高低、長短の調子は、好みによって変えてもかまいません。 体を動かしたいと思ったら、ゆっくり穏やかに動かしてもかまいません。

◆第2ステージ 15分

第2ステージは、7分半の二つの部分に分かれています。
前半では手のひらを上に向け、外に向けて円を描くように手を動かします。
手のひらを上に向けた両手を、へその位置から前の方に動かし、両手を鏡に写っているかのように左右に分けて、二つの大きな円を描くようにしてへその位置に戻ります。 これを繰り返します。
ときには、まったく動いていないかのように見えるほど、ゆっくりとした動きにしましょう。
また、あなたのエネルギーを外に向けて、宇宙へと与えているように感じましょう。

7分半たったら、手のひらを下に向け、逆方向に動かしはじめます。
つまり、両手はへそに向けて合わさり、それから体の両側へと外に向けてわかれていきます。 宇宙のエネルギーを取り入れているように感じましょう。
第1ステージと同様に、体が感じている柔らかなゆっくりとした動きは、どんなものも抑制しないようにします。

◆第3ステージ 15分

まったく動かずに、静かに座っています。