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OSHO ノー・ダイメンション・メディテーション

これはスーフィーの技法に基づいた瞑想で、Oshoによってさらに開発され、発展を遂げたものです。呼吸と一連の協調した身体の動き、旋回によって、エネルギーがハラの下の「生命エネルギー」の中心に集まります。その地点からあなたはマインドを見つめ、気付きとトータリティを体験することが可能となります。身体はすべての方向に動きつつ、中心は静止しています。

1時間、3つのステージから構成され、3つの鐘の音を合図に終了します。最初の2つのステージでは目を開け、どこにも焦点を合わせません。第3ステージでは目を閉じます。

◆第1ステージ 30分

6つの連続した動きによるダンスを、臍からのどへの呼吸の上昇、「シューッ」という音とともに行います。この音によって、瞑想が進行するにつれ、より自由で容易な動きになっていきます。さらにこの音は、愛にあふれるハートと、中心に定まった気付きを持った動きを助けてくれます。

まず立ち、開始のベルが鳴るまで、左手をハートのセンターに、右手をハラ、または臍のセンターに置きます。

1.両手の甲を合わせて下向きにし、ハラの上に置きます。
鼻から息を吸って、両手をハートセンターまで持ち上げます。
「シューッ」という音とともに息を吐きながら、左手をハラの上に戻します。
同時に、右腕(手ひらは下向きに)と右足を前方に一歩差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

2.両手の甲を合わせ、同様の動きを行ったあと、今度は左腕と左足を前方に差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

3.同様にし、右腕と右足を90度右横に差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

4.同様にし、左腕と左足を90度左横に差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

5.同様にし、右回りに180度回転して、右腕と右足を後方に差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

6.同様にし、左回りに180度回転して、左腕と左足を後方に差し出します。
両手をハラに置き、元の姿勢に戻ります。

腰と視線は常に手の動きの方向を向いています。連続して流れる音楽のリズムに乗って、優雅に動作を行ってください。
このステージはゆっくりと始まり、強烈に盛り上がります。音楽が徐々に速くなるにつれ、中心の静寂がよりクリアになります。 もし他の人と動きがずれてしまったら、同じリズムに戻ってください。
音楽が止まったら、このステージは終了です。

◆第2ステージ 15分

両腕を胸で交差させ、しばらくお辞儀をします。存在とあなた自身へ、愛の感謝を捧げます。

音楽のテンポが変化したら、左もしくは右に旋回し始めます。あなたがよいと感じる方向へ回ってください。右回りならば、右腕を右上に、左腕を左下に伸ばします。旋回し始めたあとは、心地よく感じるように手の位置を変えてかまいません。小さな子供たちがぐるぐる回るように回ります。

ワーリング(旋回)が初めてであれば、最初はとてもゆっくりと始めましょう。ひとたびマインドと身体がこの動きに慣れてしまえば、身体は自然とより速く回るようになります。めまいがしたら、しばらく動きを止めてもかまいません。それから、また始めましょう。

ワーリングの終わりには速度を落とし、胸とハートの上で両腕を重ねます。

◆第3ステージ 15分

目を閉じ、うつ伏せになります。内側に集まったすべてのエネルギーが、あなたの中を通って流れるのを許しましょう。うつ伏せが不快であれば、仰向けになります。瞑想の終わりにはゴングが鳴ります。

※参考動画(一部インストラクションと異なる部分があります)→https://youtu.be/0nkJM6AiLWE

※上記インストラクションは「OSHOメディテーション・トレーニング」テキストを参照しました。